頭を上げれば多いのが見える
たまには視線を避けたくても
床だけ見て歩くことはできないから
遅い午後の自責は退屈だ
私はまだ子供なのに
カバンはずっと重くなって
やっぱり疲れた
高くなるということは遠くなるということだった
頭を上げれば多いのが見える
たまには視線を避けたくても
床だけ見て歩くことはできないから
つらいことは一つもしないで
愛だけして生きることはできないだろうか?
放課後のファンタジーのように
現実の人たちはどうしてこんなに冷たいのか
ドラマの中の主人公は暖かかったけど
ねえ、世界は大きな図書館みたい
小説に過ぎない
君の話で私はどんな登場人物だろうか?
あの悪役さえもどこかでは主人公だろう
素敵なことが起こるだろう
ここの現実はどこかの理想だよ
それならここも幻想かな
たまにはファンタジーのようなことが起こるだろうか
言葉のない明日の私は
言葉を失ったのではない
何も言わずに進んでるだけなんだよ
愛が雨のように降り注いで
笑いが風のように吹いてくる
夢のような明日は来るかな