眠れずに考え込む
窓の傍で見上げてみる
空っぽの空 君と共にした
あの時を思い出すんだ
鮮やかな あの夏の日
思い浮かべ 眠れないんだ
ざわめく心 静かな夜空が
君をまた 探してしまう
河岸 集まる人たち
君と離れぬように 手を握った
夜空に 静寂流れ
息をころして待ってた
音が鳴って 花火ぱっと 君と見上げた夜
音が鳴って 花火ぱっと 肩にもたれた夜
音が鳴って 花火ぱっと そして白い煙に
霞んでゆく 夏だった
更ける夜 ぼんやり立って その音を聞いたり
暗い夜 ぼんやり立って その絵を描いてみたり
君のいない 寄る辺のない 私をも星たちが
照らしてる 夜空の下